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発明の名称 レーザプローブ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−39044
公開日 平成6年(1994)2月15日
出願番号 特願平2−405933
出願日 平成2年(1990)12月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 増渕 良司 / 吉本 羊介 / 羽鳥 鶴夫 / 松野 清孝 / 長谷川 晃 / 吉原 雅也 / 倉本 聖治 / 中村 剛明 / 萩野 忠夫
要約 目的
本発明は、被照射部位へ容易かつ確実に出射先端を向ける等の狙撃性を向上できる安全性の高いレーザレーザプローブを提供することにある。

構成
複数の導光用ファイバ素子2aを束ねてなるレーザプローブ1において、特定のファイバ素子2aを、プローブ1の基端側において牽引する操作手段を設け、その牽引した特定のファイバ素子2aによってプローブ1の先端部を湾曲するようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の導光用ファイバ素子を束ねてなるレーザプローブにおいて、一部のファイバ素子を、プローブの基端側において牽引する操作手段を設け、その牽引した特定のファイバ素子によってプローブの先端部を湾曲するようにしたことを特徴とするレーザプローブ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に挿入して患部へレーザ光を照射する処置を行うレーザプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、血管、胆管、気管支等の生体管腔へ、複数のファイバ素子を束ねてなるレーザプローブを挿入して、生体管腔内の患部へレーザ光を照射するレーザ治療法が知られている(例えば特開昭63−267348号公報を参照)。この場合、生体管腔内へ挿入したレーザプローブのの出射先端から患部へ向けて、伝送したレーザ光を出射する。このようなレーザ治療において、可撓性のレーザプローブの出射先端を患部へ向けることは、そのレーザプローブ自体の押引き操作と内視鏡による操作で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したようなレーザプローブの押し引きや内視鏡による操作では、正確に狙いを定めることができにくい。また、狭い生体管腔内では、内視鏡による操作に限界があり、所望する患部へ狙いを定めて正確に照射することができないこともあった。また、複数のファイバ素子を束ねてなるから、その出射先端の向きの位置決めが不安定である等、いわゆる狙撃性に劣るものであった。
【0004】本発明は前記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、被照射部位へ容易かつ確実に出射先端を向ける等の狙撃性を向上できる安全性の高いレーザプローブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の導光用ファイバ素子を束ねてなるレーザプローブにおいて、一部のファイバ素子を、プローブの基端側において牽引する操作手段を設け、その牽引した特定のファイバ素子によってプローブの先端部を湾曲するようにした。
【0006】
【作用】前記構成によれば、プローブの先端部を湾曲操作し、レーザプローブの出射先端の向きを定める。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るレーザプローブ1を示すものである。
【0008】同図(A)で示すように、レーザプローブ1は複数のファイバ素子2を束ねてなり、この束ねた複数のファイバ素子2は、プローブ本体としての長尺な可撓性シース3の内部に挿入して組み込まれている。このレーザプローブ1は、使用対象に応じて例えば内視鏡のチャンネルを通じたり、あるいは直接的に血管や胆管等の生体管路内に導入できる太さに構成されている。
【0009】レーザプローブ1の先端部1aは、各ファイバ素子2の出射先端にそれから出射するレーザ光を受けて出射する透明な出射チップ4を取着している。さらに、このレーザプローブ1の先端部1aにおいて、前記シース3が取り除かれ、ファイバ素子2の束が露出している。なお、シース3は後述する操作部5の部分を除いてレーザプローブ1のコネクタ6のところまで延出している。
【0010】レーザプローブ1の基端に設けられるコネクタ6は、そのレーザプローブ1の入射端面7を図示しないレーザ装置に接続するためのものであり、その外周には前記レーザ装置に係着するリング8が装着されてる。
【0011】前記操作部5は、一部の導光用ファイバ素子2を基端側へ牽引してレーザプローブ1の先端部1aを湾曲する操作手段を構成している。この実施例では、そのファイバ素子2の束の中で上側最外周に位置する1本のファイバ素子2aのみを牽引する構成になっている。なお、この1本のファイバ素子2aの先端は、前記出射チップ4に対して他のものよりも強く固定されている。
【0012】操作部5は、ファイバ素子2の束を囲む管状のスライドホルダ9を有し、このスライドホルダ9の上側壁部には、レーザプローブ1の長手軸方向へ沿う1本のスライド溝10が形成されている。このスライド溝10には、そのレーザプローブ1の長手軸方向へ沿って移動自在なスライド釦11が装着されている。このスライド釦11には、前述したファイバ素子2aの途中が固定されている。そして、このスライド釦11を後方へ移動操作すると、ファイバ素子2aを牽引することができる。
【0013】しかして、このレーザプローブ1を生体管腔内に導入し、その先端部1aを上側へ向けて出射チップ4を所望する患部へ向ける場合には、スライド釦11を後方へ移動させてファイバ素子2aを牽引する。これによってレーザプローブ1の先端部1aは、図1の(A)で示すように上側へ湾曲し、出射チップ4を所望する患部へ向けることができる。そして、このレーザプローブ1のファイバ素子2を通じて伝送したレーザ光は患部へ向けて照射することができる。
【0014】なお、この後、スライド釦11の固定を解除しておけば、レーザプローブ1の先端部1aは、他のファイバ素子2等の弾性力や外力を受けて自然に元の直線な状態に戻ることができる。
【0015】図2は、本発明の第2の実施例を示すものである。この実施例は、前記第1の実施例のものと操作手段のみが異なる。すなわち、この操作手段は、束ねてなる複数の導光用ファイバ素子2の束の中で上下左右の最外周に位置する各ファイバ素子2aをそれぞれ個別的に牽引する構成になっている。このため、操作部4のスライドホルダ9の上下左右の4つの各周壁部にそれぞれレーザプローブ1の長手軸方向へ沿うスライド溝10を形成する。このスライド溝10には、そのレーザプローブ1の長手軸方向へ沿って移動自在なスライド釦11をそれぞれ装着する。そして、この各スライド釦11には、これに対応する前述した各ファイバ素子2aの途中の部分をそれぞれ固定している。
【0016】しかして、このスライド釦11のいずれかを後方へ移動させると、これに連結したファイバ素子2aが牽引される。そして、この牽引した向きにレーザプローブ1の先端部1aを湾曲し、この湾曲した向きへ出射チップ4から所望する患部へレーザ光を照射することができる。
【0017】図3は、本発明の第3の実施例を示すものである。この実施例は前記第2の実施例と同様な構成において、レーザプローブ1の先端部1aの構成を変形した例を示すものである。すなわち、レーザプローブ1の先端部1aにおいても前記シース3を設けておき、この先端部1aで牽引されるべき前記4本のファイバ素子2aの途中部分のみを外に露出する構成としたものである。レーザプローブ1の先端部1aにおけるシース3には、その各ファイバ素子2aに対応してそれぞれの途中を通す孔12a,12bが前後に形成されている。
【0018】しかして、この実施例のものにあっては、前記第2の実施例と同様に使用してレーザプローブ1の先端部1aを湾曲してその向きを変えることができる。しかも、前記ファイバ素子2a以外のファイバ素子2aは、シース3の内部に収納されて保護される。
【0019】図4および図5は、レーザプローブ1の先端部1aを湾曲する他の手段を示すものである。この湾曲操作手段は、レーザプローブ1の先端部1a外周にバルーン21を設け、レーザプローブ1は、その側面には前記バルーン21に通じるエヤーチューブ22を付設している。前記バルーン21は、片側部分を薄肉で他の片側部分を厚肉に形成する。この例では上側部分を薄肉、下側部分を厚肉に形成している。
【0020】しかして、バルーン21に圧力空気を供給すると、図5で示すように薄肉な部分が大きく膨らみ、厚肉な下側へレーザプローブ1の先端部1aを湾曲することができる。なお、本発明は前述した実施例のものに限定されるものではなく、種々の変形例や用途が考えられるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一部のファイバ素子を利用して、プローブの先端部を湾曲操作する手段を設けたから、プローブの先端部を湾曲してその出射先端を被照射部位へ容易かつ確実に向け、狙撃性を向上できるとともに、安全なレーザ照射を行うことができる。また、一部のファイバ素子を利用してプローブの先端部を湾曲するから、そのレーザプローブの細径化を確保できる。




 

 


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