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発明の名称 内視鏡用導入補助具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−38923
公開日 平成6年(1994)2月15日
出願番号 特願平4−194003
出願日 平成4年(1992)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 羽鳥 鶴夫
要約 目的
内視鏡の挿通性、管腔内への挿入性に優れ、把持鉗子で確実に把持できる内視鏡用導入補助具の提供を目的としている。

構成
滑り性の良好な材質から成る可撓性の案内管2を有し、この案内管2の内孔を通じて内視鏡30の挿入部32を生体の管腔内に導入する内視鏡用導入補助具1において、前記案内管2の少なくとも先端側部分の外周面に、滑り性を抑制して把持具による把持性を高める被把持部8を設けたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】滑り性の良好な材質から成る可撓性の案内管を有し、この案内管の内孔を通じて内視鏡の挿入部を生体の管腔内に導入する内視鏡用導入補助具において、前記案内管の少なくとも先端側部分の外周面に、滑り性を抑制して把持具による把持性を高める被把持部を設けたことを特徴とする内視鏡用導入補助具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡を管腔内に挿入する際の案内として用いる内視鏡用導入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡を用いて開腹せずに病んだ胆嚢を摘出する腹腔鏡下胆嚢摘出術が行なわれるようになっている。この術式は、患者の腹部の数箇所に筒状のトラカールを刺入し、そのトラカールを通じて腹腔鏡や処置具等を腹腔内に導入して、腹腔鏡観察下において病んだ胆嚢を処置具により切除するというものである。この術式は開腹しない低侵襲のものであるため、患者の負担が少なく、入院期間が短くて済むという利点がある。
【0003】また、最近では、この腹腔鏡下胆嚢摘出術の施行の際に軟性内視鏡を総胆管に挿入し、経内視鏡的に総胆管結石を除去する試みも行なわれている。以下、これについて図8を参照しつつ説明する。
【0004】経内視鏡的に総胆管結石115を除去する場合は、まず、前述したように患者の腹部の数箇所に筒状のトラカール125を刺入し、そのトラカール125を通じて腹腔鏡や処置具100等を腹腔内に導入して、腹腔鏡観察下において胆嚢110と総胆管114とを結ぶ胆嚢管112にはさみ鉗子等の処置具によって切開を加える。
【0005】次に、トラカール125を通じて腹腔内に導入された内視鏡用導入補助具128内に軟性内視鏡120の挿入部120aを挿通した状態で、内視鏡用導入補助具128内の軟性内視鏡120の挿入部120aを内視鏡用導入補助具128の外側から把持鉗子100で把持しながら胆嚢管112の切開口113へと誘導する。つまり、内視鏡用導入補助具128を介して軟性内視鏡120の挿入部120aを把持鉗子100で把持しながら胆嚢管112の切開口113へと誘導する。
【0006】把持鉗子100によって軟性内視鏡120の挿入部120aを胆嚢管112の切開口113へ誘導したら、今度は、胆嚢管112の切開口113をダイレータで拡張し、拡張した切開口113から胆嚢管112内に軟性内視鏡120の挿入部120aを差し入れる。
【0007】次に、軟性内視鏡120の挿入部120aを胆嚢管112から総胆管114へと押し進め、軟性内視鏡120の挿入部120aの先端を結石115に対向させた状態で挿入部120aに形成されたチャンネルからバスケット状の把持鉗子116を突出させ、この把持鉗子116によって結石115の砕石、把持、回収等を行なうものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、把持鉗子100を用いて軟性内視鏡120の挿入部20aを胆嚢管112の切開口113に誘導する際、内視鏡用導入補助具128を介して軟性内視鏡120の挿入部120aを把持し、軟性内視鏡120の挿入部120aを把持鉗子100で直接に把持しないのは、把持鉗子100によって軟性内視鏡120の挿入部120aが破損することを防止するためである。すなわち、把持鉗子100で軟性内視鏡120の挿入部120aを直接に把持すると、把持鉗子100の把持部100aに設けられた歯101によって軟性内視鏡120の挿入部120aの外皮層に穴があき、その穴から軟性内視鏡120の挿入部120a内に水が侵入してしまい、軟性内視鏡120の水密性が損なわれるからである。そこで、従来から軟性内視鏡120の挿入部120aを把持鉗子100で把持する場合は、内視鏡用導入補助具128を介して把持するようにしているものである。一方、内視鏡用導入補助具128は、トラカール125の基端部に設けられた気腹圧の逃げを防止するバルブ部を介してトラカール125内に挿通されて腹腔内に導入されることから、このバルブ部を内視鏡用導入補助具128がスムーズに通過できるように、内視鏡用導入補助具128をPTFE(ポリテトラフルオルエチレン)等の滑り性の良い材質で形成している。
【0009】つまり、内視鏡用導入補助具128は前記バルブ部を介してトラカール125に対する挿脱が行なわれるため、内視鏡用導入補助具128を滑り性の良い材質で形成することによってトラカール125に対する内視鏡用導入補助具128の挿脱動作をスムーズに行なえるようにしている。また、内視鏡用導入補助具128を滑り性の良い材質で形成することによって、内視鏡用導入補助具128の内孔に挿通される軟性内視鏡120の良好な挿通性を確保することができる。
【0010】しかしながら、内視鏡用導入補助具128を介して軟性内視鏡120の挿入部120aを把持し、内視鏡用導入補助具128を滑り性の良い材質で形成するという必要性は、一方で、内視鏡用導入補助具128の誘導操作性の悪化を招くに至った。すなわち、滑り性の良い内視鏡用導入補助具128を介して軟性内視鏡120の挿入部を把持鉗子100で把持しようとすると、把持鉗子100の把持部100aと内視鏡用導入補助具128の外表面とが滑ってしまってうまく密着せず、内視鏡用導入補助具128を確実に把持することができない場合があった。したがって、この場合には、軟性内視鏡120の挿入部120aの胆嚢管切開口113への誘導操作が思うようにいかなかった。また、内視鏡用導入補助具128の滑り性に抗して内視鏡用導入補助具128を強く把持すると、内視鏡用導入補助具128内の軟性内視鏡120の挿入部120aを押し潰してしまう虞があった。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡の挿通性、管腔内への挿入性に優れ、把持鉗子で確実に把持できる内視鏡用導入補助具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、滑り性の良好な材質から成る可撓性の案内管を有し、この案内管の内孔を通じて内視鏡の挿入部を生体の管腔内に導入する内視鏡用導入補助具において、前記案内管の少なくとも先端側部分の外周面に、滑り性を抑制して把持具による把持性を高める被把持部を設けたものである。
【0013】
【作用】上記構成により、被把持部は、案内管の滑りを抑制して把持鉗子による把持をし易くする。また、被把持部を介して案内管を容易に把持することができるため、強く把持して内視鏡の挿入部を潰してしまうことがない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すものである。本実施例の内視鏡用導入補助具1は、腹壁40を通じて腹腔内に刺入される筒状のトラカール20内に挿入されるとともに内視鏡30の挿入部32を挿通できる筒状の案内管2を有している。この案内管2は、PTFE、FEP等の低摩擦係数を有する樹脂材によって形成されており、内視鏡30の挿入部32の湾曲に伴って湾曲できる充分な可撓性を有する。
【0015】案内管2の先端は外周面がテーパ状に削られた先細りテーパ部2aとなっている。また、案内管2の先端側部分の外周面は凹凸状に形成された被把持部8となっている。凹凸状に形成された被把持部8の表面粗さは、例えばJISB0601に示された25S以上の摩擦係数の高い状態に設定されている。
【0016】案内管2の基端部には筒状の口金部材4が嵌着されている。口金部材4の基端部には弾性部材によって形成された蓋状の栓体6が係止されている。栓体6は、その先端縁に付設された径方向内側に突出する被係止部6aを口金部材4の基端に突設されたフランジ部4aに係合させることによって口金部材4に取着され、口金部材4の基端側開口部5を閉塞している。
【0017】また、栓体6は、内視鏡30の挿入部32の外径よりも僅かに径の小さい開口6bを有しており、開口6bを径方向外側に押し拡げながら内視鏡30の挿入部32を開口6bから案内管2内に圧入することによって、開口6bの内周面と挿入部32の外周面とを密着して、挿入部32と内視鏡用導入補助具1との間の隙間をシールする。
【0018】また、内視鏡用導入補助具1の案内管2を挿通するトラカール20は、腹壁40を通じて腹腔内に刺入される筒状の刺入部21と、この刺入部21の基端に接続された基端部27とからなる。刺入部21は、内視鏡用導入補助具1の案内管2を挿通できる内径を有しており、その先端は刺入部21の刺入性を向上させるために外周面がテーパ状に削られた先細りテーパ部21aとなっている。
【0019】トラカール20の基端部27は、刺入部21の基端に接続される第2のシール部としての基端部本体22と、この基端部本体22の基端に係止され、弾性部材によって形成された第1のシール部としての蓋状の栓体23とからなる。栓体23は、その先端縁に付設された径方向内側に突出する被係止部23aを基端部本体22の基端に突設された係止部22aの係止孔29に係合させることによって基端部本体22に取着され、基端部本体22の基端側開口部28を閉塞している。
【0020】また、栓体23は、内視鏡用導入補助具1の案内管2の外径よりも僅かに径の小さい開口23bを有しており、開口23bを径方向外側に押し拡げながら案内管2を開口23bからトラカール20内に圧入することによって、開口23bの内面と案内管2の外面とを密着して、トラカール20と案内管2との間の隙間をシールする第1のシール部を構成している。
【0021】また、基端部本体22内には内視鏡用導入補助具1の挿通路31を開閉するフラップ24が設けられている。このフラップ24はヒンジ26を中心に回動できるようになっており、図示しないばね部材によって挿通路31を閉じる方向に付勢されている。また、フラップ24は、前記ばね部材によって挿通路31を閉じる方向に付勢された状態で、挿通路31を横切って設けられたリング状の弾性部材25とシール状態で密着するようになっている。この弾性部材25は、内視鏡用導入補助具1の案内管2の外径と略同一かもしくはそれより僅かに小さい径の内孔を有しており、この内孔に案内内管2を挿入した状態で、前記内孔の周面と案内管2の外周面とが密着するようになっている。
【0022】このように、トラカール20内に内視鏡用導入補助具1を挿通しない状態では、フラップ24と弾性部材25からなる第2のシール部が挿通路31を通じて腹腔内の気腹圧が漏れることを防止し、トラカール20内に内視鏡用導入補助具1が挿通されてフラップ24が開かれた状態では第1のシール部としての栓体23が開口23bを通じて腹腔内の気腹圧が漏れることを防止するものである。
【0023】上記構成の内視鏡用導入補助具1の案内管2を、従来と同様、腹壁40に刺入されたトラカール20の内部を通じて腹腔内に導入し、案内管2内に内視鏡30の挿入部32を挿通した状態で、案内管2内の内視鏡挿入部32を案内管2の外側から(案内管2を介して)把持鉗子で把持しながら例えば胆嚢管の切開口へと誘導する場合は、案内管2の先端側に形成された摩擦係数の大きい凹凸状の被把持部8を把持鉗子によって軽く把持すれば、把持鉗子の把持部と案内管2の外表面とが滑ることなく密着して、案内管2を確実に把持することができる。したがって、内視鏡挿入部32の誘導操作を確実かつ容易に行なうことができ、案内管2を強く把持して案内管2内の内視鏡挿入部32を押し潰してしまうことを防止することができる。
【0024】なお、被把持部8以外の案内管2の外周面部位は摩擦抵抗が低いので、トラカール20に対する案内管2の挿脱がスムーズに行なわれる。無論、案内管2の内面も摩擦抵抗が低いので案内管2内への内視鏡挿入部32の挿脱もスムーズである。
【0025】図2は本発明の第2の実施例を示すものである。本実施例の内視鏡用導入補助具70の案内管2は例えばPTFEで形成された低摩擦部材72からなり、案内管2の先端側部分のみ低摩擦部材72の外周面上に例えばポリウレタンからなる高摩擦部材71を積層して形成したものである。この場合、先端側に積層された高摩擦部材71の外周面はその基端側の低摩擦部材72の外周面と略面一となっている。なお、その他の構成は第1の実施例と同一である。
【0026】この構成では、高摩擦部材71が外面を形成する案内管2の先端側部分を、滑り性を抑制して把持性を高める被把持部75として構成しており、この被把持部75を把持鉗子によって軽く把持することにより、把持鉗子の把持部と案内管2の外表面とが滑ることなく密着して、案内管2を確実に把持することができるものである。その他の作用効果は第1の実施例と同様である。
【0027】図3は本発明の第3の実施例を示すものである。本実施例の内視鏡用導入補助具80の案内管2は、PTFE、FEP等の低摩擦係数を有する樹脂材82によって形成されており、案内管2の先端側部分の外周面に凹部86を形成し、この凹部86内に例えばシリコンゴムからなる弾性管体81を嵌め込み固定したものである。その他の構成は第1の実施例と同一である。
【0028】この構成では、樹脂材82よりも耐潰れ性の低い弾性管体81を案内管2の先端側外周面部位に配設し、この外周面部位を、滑り性を抑制して把持性を高める被把持部85として構成している。したがって、把持鉗子によってこの被把持部85を把持すれば、把持鉗子の把持部によって弾性管体81が容易に押し潰されるため、あるいは、把持鉗子の把持部の歯が弾性管体81に食い込むため、案内管2の確実な把持がなされる。
【0029】図4は本発明の第4の実施例を示すものである。本実施例の内視鏡用導入補助具90の案内管2は、PTFE、FEP等の低摩擦係数を有する樹脂材91によって形成されており、案内管2の先端側部分の内周面に凹部96を形成し、この凹部96内に内周面が平滑なステンレスパイプ92を嵌め込み固定したものである。その他の構成は第1の実施例と同一である。
【0030】この構成も第3の実施例と略同様、耐潰れ性の差を利用して把持性を高めようとするものである。つまり、本実施例の案内管2の先端側部分は、硬質なステンレスパイプ92の外周に耐潰れ性の低い樹脂材91が積層された構造の被把持部95となっている。内側のステンレスパイプ92が芯体となり、樹脂材91に把持鉗子の歯が食い込むことによって把持鉗子の確実な把持がなされる。
【0031】ところで、内視鏡30の挿入部は長尺な可撓管36と、この可撓管の先端に接続された湾曲管35と、湾曲管35の先端に設けられた先端構成部34とからなる。湾曲管35と先端構成部34は図5に示すようになっている。すなわち、湾曲管35は、例えばゴム状の外皮チューブ41の内部に湾曲駒49…が湾曲管35の長手軸方向に並べられて構成されている。また、湾曲駒49…は、その隣接する端部の耳部49a同志がリベット50により回動自在に連結されることによって湾曲自在となっている。また、少なくとも1つの湾曲駒44のリベット50間には密巻き弾性コイル体60が介装されている。
【0032】また、挿入部32内には例えば上下に偏って配置された一対の湾曲操作ワイヤ44,44が挿通して配設されている。この湾曲操作ワイヤ44,44はそれぞれ、その先端が最先端の湾曲駒49の上端および下端に設けられたワイヤガイド45に半田やろう付け等によって別々に取着されている。そして、湾曲操作ワイヤ44,44は、例えば湾曲駒49…の周壁部で支持されつつ湾曲駒49…と接続して湾曲管35内を挿通されるとともに、可撓管36に配設された例えば図示しないガイドパイプによって可撓管36内を案内され、その基端側は図示しいない湾曲操作ワイヤ牽引機構に接続されている。したがって、湾曲操作ワイヤ牽引機構を操作して湾曲操作ワイヤ44,44の一方を引けば、その向きに湾曲管35を湾曲させることができる。このとき、他方の湾曲操作ワイヤ44は繰り出される。なお、図6に示すように、前記密巻きコイル体60は周上の一部が半径方向内側に絞り込まれており、湾曲操作ワイヤ44はこの絞り込まれた絞り部60aの外周部とコイル体60の内周部との間を挿通されることによってこの部位で挟持されている。
【0033】先端構成部34は対物光学系が配設される第1の孔34aとチャンネルチューブ51が接続される第2の孔34bとを有している。先端構成部には湾曲管35内に配設された前記湾曲駒44…のうち最先端の湾曲駒44が固定されている。また、先端構成部34の第1の孔34aにはイメージガイドファイバー束48の先端部および内部に対物レンズ47…を有する筒状のレンズ枠46が組込まれている。また、第2の孔34bにはチャンネルチューブ51の先端部分が嵌入して接着固定されている。
【0034】通常、内視鏡を管腔内、例えば胆嚢管内に挿入する場合、内視鏡挿入部はその外径の制約上、せいぜい2方向に湾曲(1平面で湾曲)するのが限界であった。また、従来の技術において説明したように、内視鏡用導入補助具を把持鉗子で胆嚢管切開口に挿入する際、内視鏡用導入補助具の内部に挿通された内視鏡挿入部の湾曲管は様々な方向に曲げられるため、設定された湾曲方向以外の方向に無理に湾曲されると湾曲管が破損する虞がある。
【0035】しかしながら、図5に示す構造の湾曲管35は、湾曲駒44に設けられた密巻き弾性コイル体60があらゆる方向へ湾曲できる可撓性を有しているため、湾曲管35が設定された湾曲方向以外の方向に曲げられても湾曲管35を破損してしまうことはない。なお、把持鉗子による外力を取り去れば、密巻き弾性コイル体60の弾発力によって湾曲管35は元の状態に復帰する。
【0036】また、この構成では、図6に示すように、密巻きコイル体60の周上の一部を半径方向内側に絞り込んで、この絞り込まれた絞り部60aの外周部とコイル体60の内周部との間に湾曲操作ワイヤ44を挿通して挟持しているため、湾曲時、湾曲管35内で湾曲ワイヤ44が暴れて湾曲管35内の内臓物を圧迫することがなく、内視鏡の耐久性を向上させることができる。
【0037】また、密巻き弾性コイル体60を配設したことにより、湾曲操作ワイヤ44の牽引力によって湾曲管35が長手方向に縮むことがなく、確実に湾曲操作ワイヤ44の牽引力を先端構成部34に伝えることができる。
【0038】なお、図7に示すような構成の密巻き弾性コイル体60を湾曲駒44間に介装してもよい。すなわち、この密巻き弾性コイル体60はその両側にリベット50が枢着される耳部49aをレーザ溶接等で固定してなる。耳部49aをプレス等の打ち抜きで簡単に製作できるので、コスト上有利である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡用導入補助具は、案内管の先端側に形成された被把持部を把持鉗子によって軽く把持すれば、把持鉗子の把持部と案内管の被把持部とが滑ることなく密着して、案内管を確実に把持することができる。したがって、内視鏡挿入部の誘導操作を確実かつ容易に行なうことができ、案内管を強く把持して案内管内の内視鏡挿入部を押し潰してしまうことを防止することができる。
【0040】なお、被把持部以外の案内管の表面部位は滑り性の良好な材質から形成されているため、トラカールに対する案内管の挿脱がスムーズに行なわれるとともに、案内管内への内視鏡挿入部の挿脱もスムーズである。




 

 


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