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発明の名称 発音装置付きスライドファスナー用引手
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−7209
公開日 平成6年(1994)1月18日
出願番号 特願平4−196072
出願日 平成4年(1992)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 友信 (外1名)
発明者 堀田 善行 / 寺田 弥司治
要約 目的
スライドファスナーの機能を損なうことなく、各種イベント用やキャラクター用の商品として適することは勿論、スリ及び盗難などの防犯用にも好適である。

構成
発音装置2を収容する引手部4とクランパー6を揺動可能に取付け、発音装置2のスイッチ接点10,10の上方に、クランパー6から張り出す覆片21を配し、覆片21の下面側に引手部4から突出する弾力突片20を挿置し、覆片21の下面に、前記スイッチ接点10,10と対面して導通部22,22を突設する。
特許請求の範囲
【請求項1】 発音装置(2)を収容する引手部(4)とクランパー(6)を揺動可能に取付け、発音装置(2)におけるスイッチ接点(10,10)の上方に、クランパー(6)から張り出す覆片(21)を配し、覆片(21)の下面に、スイッチ接点(10,10)と接触する導通部(22,22)を突設したことを特徴とする発音装置付きスライドファスナー用引手。
【請求項2】 発音装置(25)を収容する引手部(41)とクランパー(61)をスライド可能に構成し、発音装置のスイッチ接点(30,30)の上方にクランパー(61)から張り出す覆片(31)を配すると共に、該覆片(31)の先端をスイッチ接点(30,30)を越えて延在し、覆片(31)の先端下面に、スライド移動に伴なうスイッチ接点(30,30)と接触する導通部(32)を突設すると共に、無負荷状態では前記スイッチ接点(30,30)と導通部(32)を離反する弾性体(24)を設けたをことを特徴とする発音装置付きスライドファスナー用引手。
【請求項3】 発音装置を収容する引手部(42)とクランパー(62)を揺動可能に支持するクランパーの軸部に、弾性体(34)を隣接して挿置し、引手部(42)をクランパー(62)に対してスライド可能に構成し、前記弾性体(34)の圧縮によって発音装置に電源を入れるスイッチ(40)を、弾性体(34)の近傍位置に配設したことを特徴とする発音装置付きスライドファスナー用引手。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブザー音やメロディー音などの音を発する発音機能を備えたスライドファスナー用引手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の発音機能を備えたスライドファスナー用引手としては、実開昭63−103409号を挙げることができる。
【0003】ここに記載された発明は、発音装置を引手または胴体に取り付けスイッチを押すことによって音を発生させる構成が示されている。また、胴体上部に発音装置を設け、摺動時に胴体内部に組み入れられた接点用の爪が持ち上がることによりスイッチを入れ、音を発生させる構成も示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】意図的にスイッチを押すことで音を発生させる前者の手段は、スライドファスナーの開閉操作と関係なくスイッチを押すだけで音を発するので、遊び心としてはおもしろい反面、スイッチを押さないようにして開閉操作を行えば音が発生しないため、スリや盗難などの防犯用として用いることには難点がある。
【0005】また、摺動時に胴体内部に組み入れられた接点用の爪が持ち上がることで音を発生させる後者の手段は、防犯用としては問題はないが、スライドファスナー用の胴体が大型になり、しかも組み立てにも手間がかかり、さらにスライドファスナーの開閉操作性も悪くなるなどの欠点がある。
【0006】そこで本発明は、スライドファスナーの機能を損なうことなく、各種イベント用やキャラクター用の商品として適することは勿論、スリ及び盗難などの防犯用にも好適な発音装置付きスライドファスナー用引手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、発音装置を収容する引手部とクランパーを揺動可能に取付け、発音装置におけるスイッチ接点の上方に、クランパーから張り出す覆片を配し、覆片の下面に、スイッチ接点と接触する導通部を突設したことを構成上の特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、発音装置を収容する引手部とクランパーをスライド可能に構成し、発音装置のスイッチ接点の上方にクランパーから張り出す覆片を配すると共に、該覆片の先端をスイッチ接点を越えて延在し、覆片の先端下面に、スライド移動に伴なうスイッチ接点と接触する導通部を突設すると共に、無負荷状態では前記スイッチ接点と導通部を離反する弾性体を設けたことを特徴とする。
【0009】さらに、第3の発明は、発音装置を収容する引手部とクランパーを揺動可能に支持するクランパーの軸部に、弾性体を隣接して挿置し、引手部をクランパーに対してスライド可能に構成し、前記弾性体の圧縮によって発音装置に電源を入れるスイッチを、弾性体の近傍位置に配設したことを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、スライドファスナーを操作する際、引手部とクランパーが軸を介して一定角度以上に傾き、導通部がスイッチ接点に接触し導通するので、発音装置に電源が入って音が発生する。
【0011】第2の発明によれば、スライドファスナーを操作すると、軸により押しつけられて縮む弾性体によって引手部がその引っ張り方向にスライド移動するが、この際、スイッチ接点も引手部と一緒にスライド移動するので、スイッチ接点は導通部に接触し導通し、発音装置に電源が入って音が発生する。
【0012】第3の発明によれば、同様に引手部と共にスライド移動するスイッチが圧縮する弾性体に押し付けられてスイッチが入り、発音装置から音が発生する。
【0013】第1乃至第3の発明において、スライダーの摺動時には、スライドファスナー務歯列の噛合及び開離に伴なって生じるスライダーのわずかの摺動抵抗を受けるため、引手部が一定角度以上傾いたり、あるいは弾性体が圧縮して引手部がスライド移動したりし、したがって確実にスイッチを作動させることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】図1乃至図4は本発明の一実施例を示したもので、本発明引手はホルダー1、発音装置2及びカバー3の3部品により引手部4を構成し、これをピン軸5でクランパー6と揺動可能に連結したものである。
【0016】前記発音装置2は発振回路を有するIC7を基板8上に設けると共に基板8の下面側に発振音を増幅するスピーカ9を備え、さらに基板8上の前側に発振回路に電源を投入するためのスイッチ接点10,10を設けたものである。
【0017】ホルダー1は発音装置2を収容する円形状の収納部11を有し、収納部11の前側にはクランパー6を軸支する一対の取付片12,12を相対向して設けてあり、この前側を除く外周縁及び上周縁両端にはカバー3とスナップ式に嵌合する嵌合溝13,14が設けてある。収納部11内には発音装置2を係止するための段差15が形成してあり、また前記取付片12,12間には基板8上のスイッチ接点10,10を載置するための平面部16が設けてある。さらに収納部11の底面にはスピーカ9から出る音を外部へ放出するための音出穴17があけてある。
【0018】カバー3はホルダー収納部11の上面開放口を塞ぐもので、ホルダーのそれぞれの嵌合溝13,14にスナップ式に嵌まり込む嵌合突起18,19を各対応箇所に設けてある。また、カバー3の前側にはカバーの下面から前方へ突出する弾力突片20を、ホルダーの平面部16に載置するスイッチ接点10,10間上に位置するように配設してある。
【0019】クランパー6はピン軸5で取付片12,12によって引手部4と揺動可能に軸支されるもので、引手部4と対面するクランパー6の後側には平面部16に載置するスイッチ接点10,10上方に張り出す覆片21が設けてある。この覆片21の下面には、各スイッチ接点10,10の対向位置にスイッチ接点10,10との接触によって導通する凸状の導通部22,22が配設してあり、さらに該導通部22,22間における導通部材からなる凹部23には前記弾力突片20を挿置し、引手部4の揺動に荷重を与えている。従って、静止状態(無負荷状態)では導通部22,22はスイッチ接点10,10と非接触状態を保っているので、騒音や電池の消耗の原因を回避できる。
【0020】また図4は本発明における発音装置付きスライドファスナー用引手の使用状態を示すものである。このように図1の実施例のものであれば、スライダーを閉じる方向Cに操作した時に、引手部4とクランパー6には傾きが生じない。一方開く方向Dに操作すれば図示したように引手部4とクランパー6には弾力突片20の荷重に抗して一定角度の傾きが生じ、導通部22,22がスイッチ接点10,10と接触し、音を発する。
【0021】さらに、実開昭63−99511に開示されているような引手を着脱できるスライドファスナー用スライダーに用いれば、メロディーの異なるものや、デザインの異なるものを使用できるので有利である。
【0022】図5は他の実施例を示したもので、引手部41とクランパー61を揺動可能に軸支するピン軸51に、隣接して弾性体24を挿置し、引手部41をクランパー61に対して後方向(スライドファスナーを開く方向)にスライド可能に構成すると共に、引手部41内に収容した発音装置25の基板28上のスイッチ接点30,30の上方に、クランパー61の後方へ覆片31をスイッチ接点を越えた位置まで張り出し、その覆片31の先端下面に導通部32を配設したものである。
【0023】図6はさらに他の実施例を示したもので、発音装置を収容する引手部42の前部に、発音装置に電源を投入するスイッチ40を設け、このスイッチ40の後側に弾性体34を配し、さらに弾性体34に後側に隣接してクランパー62を軸支して、引手部42をクランパー62に対して後方向にスライドすることで、前記弾性体34が圧縮され、スイッチ40を投入するように構成したものである。ここでスイッチは先の実施例のように接点であって、スイッチと対面する弾性体の部分に導通部材を設け、弾性体が圧縮した際に接点をつなぐようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は引手を引手部とクランパーで構成し、スライドファスナーの開閉操作時の摺動抵抗を受けてクランパーに対する引手部が揺動またはスライド移動により相対的に変位することによって、引手部内の発音装置にスイッチが入り音を発するように構成したので、次に記載する効果を奏する。
【0025】すなわち、スライドファスナーの引手の開閉操作に伴ないスイッチが確実に入って音が出るので、スリ及び盗難などの防犯用のスライドファスナー用引手としては最適である。
【0026】また、引手がスッチを兼ね且つ引手本来の通常の操作でスイッチを入れることができるので、スライドファスナーの機能を損なうことなく、前述の防犯用の他に、各種イベント用やキャラクター商品用として高付加価値のあるスライドファスナー用引手を提供できる。




 

 


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