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発明の名称 脱穀装置の選別構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−38624
公開日 平成6年(1994)2月15日
出願番号 特願平4−196724
出願日 平成4年(1992)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 安藤 勝 / 大谷 陽彦
要約 目的


構成
1番物回収用のグレンシーブ13を樹脂材で形成するとともに、このグレンシーブ13上面に上方に突出する突起14を一体形成する。揺動選別ケースの揺動に伴ってグレンシーブ上の処理物に後方への移送力が付与されるように、緩傾斜の前斜面14aと垂直に切り立った後壁面14bとを有した形状の突起14を、横桟部13aの左右全幅に亘って形成した横長形状にして側面視で鋸歯状の搬送面Sを形成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 1番物回収用のグレンシーブ(13)を樹脂材で形成するとともに、このグレンシーブ(13)上面に上方に突出する突起(14)を一体形成し、前記揺動選別ケース(3)の揺動に伴って前記グレンシーブ(13)上の処理物に後方への移送力が付与される状態に、前記突起(14)の形状を設定してある脱穀装置の選別構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1番物回収用のグレンシーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平4−21231号公報に示されたもののように、上記グレンシーブを軽く、かつ、濡れに強くて処理物が付着し難いものにするべく樹脂材で構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グレンシーブには、前部グレンパンやストローラック等で構成される粗選別部の前部を通過した処理物、つまり、殆どが籾等の1番部で成る処理物が移送されてくるのであり、その目合いは比較的細かいものに設定されている。しかしながら、上記処理物に混入する切れワラ等の異物を皆無にはできないものであって、割合としては非常に少ないが回収1番物に切れワラの混じることがあった。本発明の目的は、グレンシーブの構造工夫により、回収1番物に混じる切れワラを極力無くしてより品質の高い1番物を回収できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために本発明は、1番物回収用のグレンシーブを樹脂材で形成するとともに、このグレンシーブ上面に上方に突出する突起を一体形成し、揺動選別ケースの揺動に伴ってグレンシーブ上の処理物に後方への移送力が付与される状態に、突起の形状を設定してある点にある。
【0005】
【作用】つまり、突起によって処理物の後方移送力が強化されるとともに、比重差選別作用がグレンシーブ部位で生じるようになり、切れワラ等の異物が迅速に後方移送されて、グレンシーブから漏下して1番回収されるおそれを従来に比べて少なくすることが可能である。前記特徴構成による突起は、1番物を漏下させる漏下孔間に設けられることになるから、1番物は従来通りに漏下し、この1番物までも不必要に後方移送することが生じ難い。又、グレンシーブは樹脂製であるから、突起を一体成型によって簡単容易に形成することが可能である。
【0006】
【発明の効果】その結果、1番物の回収効率が悪化することなく、切れワラ等の異物を迅速にグレンシーブ上から排除できて1番物への混入率をさらに低減でき、製品としての品質をより向上できる脱穀装置の選別構造を提供できた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図4に脱穀装置が示され、1は扱胴、2は受網、3は揺動選別ケース、4フィードチェーン、5は唐箕、6は1番回収部、7は2番回収部である。揺動選別ケース3には、前部グレンパン8、前ストローラック9、中ストローラック10、後ストローラック11から成る粗選別部F1 と、下部グレンパン12、グレンシーブ13から成る精選別部F2 を備えてあり、次に、精選別部F2について詳述する。
【0008】図1、図2に示すように、グレンシーブ13の濾過面積を調節できるように、下部グレンパン12を、前部の固定グレンパン部12aに対して後部の可動グレンパン部12bを前後にスライド移動自在に構成してある。一方、グレンシーブ13は樹脂材で形成されるとともにシーブ上面に上方に突出する複数の突起14を一体形成し、揺動選別ケース3の揺動に伴ってグレンシーブ13上の処理物に後方への移送力が付与される状態に、突起の形状を設定してある。すなわち、グレンシーブ13の横桟部13a自体を隆起形成させることで、緩傾斜の前斜面14aとほぼ垂直に切り立った後壁面14bとを有した横に長い突起14を構成してある。この形状の突起14群によって鋸歯状の搬送面Sが構成され、これによってグレンパン12で発揮される比重差選別作用に準じた作用と、揺動選別ケース3が前方移動する際に切れワラ等が前斜面14a乗り越え、かつ、揺動選別ケース3が後方移動する際に後壁面14bが切れワラ等を強制的に後方搬送することによる異物の迅速な後方搬送作用とが生じるのである。
【0009】図3に示すように、フィードチェーン4に続く横に傾斜配置した排藁搬送チェーン15に近接させて、細長い処理胴16を矢印イ方向に回転駆動する状態で配置してある。これは、扱胴1による脱粒作用を受けても、尚、穂部の根元部位に突き刺さった刺さり籾をほぐして2番還元機会を与え、選別精度を向上させるためのものである。又、図5に示すように、前ストローラック9を並設ピッチが大である上ラック9aと並設ピッチが小である下ラック9bとで成る二段構造とし、かつ、前部グレンパン8の比重差選別によって下層の籾を迅速に落とすべく、上ラック9aと前部グレンパン8とに前後方向の間隙17を設けたものに、前記構造のグレンシーブ13を用いた脱穀装置でも良い。
【0010】〔別実施例〕図6に示すように、横に隣合う濾過孔13bどうし間の縦桟部13c毎に、緩傾斜の前斜面14aと急傾斜の後斜面14bとで成る突起14を設けたグレンシーブ13でも良い。又、本実施例や別実施例で述べた形状の突起をグレンシーブ13の後半部分にだけ設けて、前半部分では籾の迅速な漏下を、かつ、後半部分では切れワラの迅速搬送を現出できるようにしたものでも良い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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