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コンバインのホッパ構造 - 株式会社クボタ
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発明の名称 コンバインのホッパ構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−30652
公開日 平成6年(1994)2月8日
出願番号 特願平4−186456
出願日 平成4年(1992)7月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 古野 文雄
要約 目的
ホッパ容量を刈取脱穀作業中に自動的に大きくして、穀粒を回収袋に回収する作業を伴う刈取脱穀作業の中断する割合を小さくして作業能率を向上できるコンバインのホッパ構造を提供する。

構成
機体に支持したホッパ8を、穀粒袋詰め用の穀粒吐出口10を下部に備えた下側ケース8Bと上側ケース8Aとに分割構成するとともに、下側ケース8Bを、固定された上側ケース8Aに対して上下移動可能に支持し、かつ、上側ケース8Aに下側ケース8Bを保持する保持手段20を設け、この保持手段20は、下側ケース8Bの荷重が所定以上になると下側ケース8Bの保持を解除する保持解除手段を備えてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 機体に支持したホッパ(8)を、穀粒袋詰め用の穀粒吐出口(10)を下部に備えた下側ケース(8B)と上側ケース(8A)とに分割構成するとともに、前記下側ケース(8B)を、固定された前記上側ケース(8A)に対して上下移動可能に支持し、かつ、前記上側ケース(8A)に前記下側ケース(8B)を保持する保持手段(20)を設け、この保持手段(20)は、前記下側ケース(8B)の荷重が所定以上になると前記下側ケース(8B)の保持を解除する保持解除手段を備えてあるコンバインのホッパ構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀処理された穀粒を袋詰めするためにコンバインに備えられたホッパ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のホッパ構造としては、例えば実開平3−61842号公報に開示されているように、穀粒が脱穀装置から供給されて一時的に貯留するホッパを機体に固定して設け、そのホッパの下部に設けた吐出口から吐出される穀粒を、支持杆に支持された回収袋に回収するようにした構造が一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構造のものにあっては、圃場での刈取脱穀作業を一人作業で行っている場合に、支持杆に支持された回収袋に穀粒が満杯状態になって、さらにホッパ内にも穀粒が満杯状態となるまで、圃場での刈取脱穀作業を続けて、その後、刈取脱穀作業を中断して、ホッパ内を空にするまでホッパ内の貯留穀粒を新たな回収袋に回収させるように穀粒回収作業に作業者が一時的に拘束されるようにすることで、作業能率が極力高くなるようにしていた。しかしながら、ホッパ容量はコンバインの車高の制限もあって余り大きくできず、刈取脱穀作業中に比較的短時間で満杯になり易く、このため、上記のように一人作業を行っている場合には、刈取脱穀作業を中断する割合が高いので、より能率的に穀粒回収できる構造が望まれていた。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、ホッパ容量を刈取脱穀作業中に自動的に大きくして、穀粒を回収袋に回収する作業に伴う刈取脱穀作業の中断する割合を小さくして作業能率を向上できるコンバインのホッパ構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコンバインのホッパ構造は、上記目的を達成するために、機体に支持したホッパを、穀粒袋詰め用の穀粒吐出口を下部に備えた下側ケースと上側ケースとに分割構成するとともに、前記下側ケースを固定された前記上側ケースに対して上下移動可能に支持し、かつ、上側ケースに下側ケースを保持する保持手段を設け、この保持手段は、前記下側ケースの荷重が所定以上になると前記下側ケースの保持を解除する保持解除手段を備えてあることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、上下に分割されたケースによってホッパが構成され、そのケースのうち穀粒吐出口を備えた下側ケースが上側ケースに対して保持手段で保持されており、穀粒が貯留されていくに伴う下側ケースの荷重が所定以上になると下側ケースの保持が解除されるので、その解除によって、下側ケースは固定された上側ケースに対して下方に落ち込むことになる。このため、この下方に位置するようになった下側ケースと上側ケースとの間に穀粒を収容し得る空間部が形成されることになって、さらに穀粒をその空間部と上側ケースとに貯留することができ、そのため、上側ケースにも穀粒が貯留されて満杯になるまでの間刈取脱穀作業を続行できる。
【0006】
【発明の効果】従って、下側ケースが上側ケースから離れて下方に位置する状態に切り換わると、下側ケースと上側ケースとの間の空間部にも穀粒貯留可能となるから、従来のものと比べてホッパにおける穀粒貯留容量を拡大することができるとともに、ホッパ自体の高さは従来通りにできて、車高を納屋等に収容し易い低いままに維持でき、更に、ホッパの増量分刈取脱穀作業を続行できることで、同一条件での刈取脱穀作業においては穀粒回収のために刈取脱穀作業を中断する回数を従来より少なくできるので、作業能率が向上して、作業時間を短縮できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図5に、コンバインを示している。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1で走行可能に支持された機体2に、脱穀装置3、操縦部4、穀粒回収部5等を搭載するとともに、この機体2の前部に圃場の穀稈を刈り取り、その刈り取られた穀稈を前記脱穀装置3へ移送する刈取前処理部6を横軸芯周りで上下揺動可能に装備して構成している。
【0008】穀粒回収部5は、図5に示すように、機体2の左側に搭載配設した脱穀装置3に対して、機体2の右側に配設した操縦部4の後方に配設している。そして、穀粒回収部5は、脱穀装置3から揚穀装置7により揚送された穀粒を受け入れ供給されるホッパ8と、このホッパ8に片持ち状に取り付けられた前後一対の袋支持杆9,9と、ホッパ8の下部の穀粒吐出口10より吐出される穀粒を回収できるように前記袋支持杆9,9に吊り下げ支持した回収袋11の下部を載置支持する袋支持台12とで構成している。
【0009】図1及び図2に示すように、ホッパ8は、上側ケース8Aと、下側ケース8Bとに2分割されているとともに、上側ケース8Aは、支持フレーム13によって機体2に固定支持されている。この上側ケース8Aの下縁部と下側ケース8Bの上縁部とにわたって両ケース8A,8B間を密閉する状態で帆布材14を架設している。そして、上側ケース8Aの前後側壁の夫々にはコの字状に屈曲形成したパイプフレーム15,15の上辺部をボルト固定しているとともに、このパイプフレーム15,15の下辺部に上向きに突設した支持棒16,16を、下側ケース8Bの前後側壁の夫々にボルト連結したL字状部材17,17に形成した透孔18,18に挿通させている。下側ケース8Bを上方に持ち上げ支持する圧縮コイルスプリング19,19を、支持棒16,16に外囲する状態でL字状部材17,17とパイプフレーム15,15の下辺部との間に介装している。ここで、パイプフレーム15,15、支持棒16,16、L字状部材17,17及び圧縮コイルスプリング19,19は、下側ケース8Bを上側ケース8Aに対して支持する保持手段20を構成している。
【0010】次に、袋支持台12について簡単に説明する。この吊り下げ状態の回収袋11の下部を載置支持する袋支持台12は、図1に示すように、機体2に設けた左右一対のデッキフレーム22に前後一対の案内レール23を機体外がわほど下位となる緩やかな傾斜姿勢で架設し、前記袋支持台12を、案内レール23に左右方向で摺動案内可能に摺接しているとともに、袋支持台12と案内レール23とに引っ張りコイルスプリング24を架設している。
【0011】以上の構成により、ホッパ8内が空のときは、上側ケース8Aの下縁部に下側ケース8Bの上縁部が近接位置するよう、圧縮コイルスプリング19,19で下側ケース8Bが持ち上げられる。そして、袋支持杆9,9に吊り下げ支持した回収袋11の上部開口内に穀粒吐出口10を突入させた状態で、穀粒吐出口10のシャッター21を開放操作して穀粒を回収袋11に供給できるようにする。この吊り下げ状態の回収袋11に穀粒が供給されて満杯近くになると、前記引っ張りコイルスプリング24,24の弾性付勢力に抗して回収袋11の穀粒の荷重により、袋支持台12が案内レール23で案内されて機体外方がわに摺動していく。さらに下側ケース8B内に穀粒が貯留されていくと、その貯留穀粒の荷重及び回収袋11内の穀粒の荷重によって、前記圧縮コイルスプリング19,19の弾性付勢力に抗して下側ケース8Bが下降していく。これにより、前記帆布材14がホッパ8内に畳まれた状態から下方に伸長された状態となって、この帆布材14で囲まれた空間部分及び上側ケース8Aに更に穀粒貯留されることになる。ここで、圧縮コイルスプリング19,19は穀粒荷重を受けて下側ケース8Bの下方への移行を許すので保持解除手段を成すものである。
【0012】次に、脱穀装置3で脱穀処理された後の排ワラを機体後方に搬送する構造について説明する。図3及び図4に示すように、フィードチェーン25から脱穀処理後の排ワラを受け取って機体後方の既刈地がわ寄りに搬送する排ワラ搬送装置26を、扱室27の後方に配設している。この排ワラ搬送装置26は、排ワラを機体後部に備えた円盤カッタ式の排ワラ細断装置28へ搬送終端部から落下供給する状態と、その排ワラ細断装置28より後方へ移送して搬送終端部から地上に落下排出する状態とに切換できるように、その搬送終端部位置を前後に変更可能に構成している。即ち、排ワラ搬送装置26は、上位がわに搬送チェーン29を配置し、その下位がわに排ワラガイドレール30を配置して構成しているとともに、排ワラガイドレール30をその後端部位置を変更可能に伸縮操作自在に構成し、かつ、搬送チェーン29も排ワラガイドレール30と同様その後端位置を変更できるように後端でチェーンに巻き回している従動スプロケット31を支持する支持バー32を駆動スプロケット33を支持するボス状の支持体34に対して前後に出退移動操作及び固定自在に構成している。尚、35、36は、支持バー32を支持体34に引退させたときにチェーンが緩まないようチェーン張力を所定状態に維持するためのテンション付加用プーリと上方向きに弾性付勢したアームである。
【0013】本発明は、次のように実施しても良い。
(イ)ホッパの上側ケースと下側ケースとを上下に相対摺動可能な摺動ケースに形成すること。
(ロ)上側ケースと下側ケースとを上記実施例のように帆布で連結し中間の空間部を形成するものに換えて、上側ケースと下側ケースとを蛇腹構造で連結しその中間の空間部を形成できるようにすること。
(ハ)上側ケースに対して下側ケースを保持する保持手段及び保持解除手段をデテント機構を利用して係止保持し、一定以上の荷重が加わるとそのデテントの係止が解除されて下側ケースが下降するように構成すること。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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