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発明の名称 刈取収穫機の分草部
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−30636
公開日 平成6年(1994)2月8日
出願番号 特願平4−190539
出願日 平成4年(1992)7月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 寺尾 外和 / 尾崎 徳宗
要約 目的
刈取部に刈取穀稈と未刈側穀稈を分けるために配置した分草手段として、回転半径が周方向により相違する周面を有する杆状の回転分草体を駆動自在にかつ後ろ上がり傾斜姿勢で設けた刈取収穫機において、回転分草体への植物巻きつきを抑制する。

構成
回転分草体13の駆動装置15ないし19を、一回転以内の角度範囲で回転分草体13が往復自転されるように形成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 刈取部(2)に刈取穀稈と未刈側穀稈を分けるために配置した分草手段として、回転半径が周方向により相違する周面(13a)を有する杆状の回転分草体(13)を駆動自在にかつ後ろ上がり傾斜姿勢で設けた刈取収穫機において、前記回転分草体(13)の駆動装置(15ないし19)を、一回転以内の角度範囲で前記回転分草体(13)が往復自転されるように形成してある刈取収穫機の分草部。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインやバインダーなどの刈取収穫機に装備する分草部に係り、詳しくは、刈取部に刈取穀稈と未刈側穀稈を分けるために配置した分草手段として、回転半径が周方向により相違する周面を有する杆状の回転分草体を駆動自転自在にかつ後ろ上がり傾斜姿勢で設けた刈取収穫機の分草部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式の分草手段としては、例えば特開平3−65117号公報に示されるように、藺草ハーベスタに利用されたものが知られている。この場合、回転分草体が常時一定方向に連続自転されるように回転分草体の駆動装置を形成し、回転半径が周方向により相違する周面の回転に伴う穀稈への振動付与により穀稈の絡みをほぐし、機体進行に伴う回転分草体の掬い上げ作用によって穀稈を分草するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この回転式の分草手段を稲麦の収穫を行うコンバインやバインダーに利用しようとした際に次のような不具合が発生することが予想される。つまり、藺草の場合は茎稈が比較的硬くて巻き付き難いために一定方向に連続自転されても何らに支承もないが、倒伏した柔軟な稲を収穫するような場合には常時一定方向に連続自転する回転分草体に穀稈や雑草が巻きやすく、植物巻きつきによる分草機能の低下が生じ、また、巻きつき植物の除去に手間が掛かり、回転分草体の分草機能及び維持管理の面から改良の余地があった。本発明の目的は、回転分草体への植物巻きつきを効果的に抑制できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、刈取部に刈取穀稈と未刈側穀稈を分けるために配置した分草手段として、回転半径が周方向により相違する周面を有する杆状の回転分草体を駆動自在にかつ後ろ上がり傾斜姿勢で設けた刈取収穫機において、回転分草体の駆動装置を、一回転以内の角度範囲で回転分草体が往復自転されるように形成したことにある。
【0005】
【作用】つまり、回転半径が周方向により相違する周面の断面形状に応じて、周面の回転により穀稈へ絡みをほぐすに十分な振動が付与されるように、回転分草体の往復自転角度範囲を適宜設定することによって、回転分草体による良好な分草機能を維持しながら、一回転以内の角度範囲での回転分草体の往復自転で回転分草体への植物巻きつきを効果的に抑制でき、植物巻きつきによる分草機能低下及び作業中断を十分に防止できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、回転分草体の分草機能及び維持管理において一段と優れた刈取収穫機の分草部を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1を備えた走行車体の前部に、刈取部2を油圧シリンダ3による支軸4周りでの揺動で昇降操作自在に設け、刈取部2に植立穀稈引起こし装置5、刈刃6、刈取穀稈を脱穀装置7に送る搬送装置8を設け、刈取部2からの穀稈を後方に搬送しながら脱穀装置7内に供給するフィードチェーン9を設け、脱穀装置7で脱穀選別された1番物(穀粒)を回収する袋詰め用ホッパー11を脱穀装置7の横側に配置し、ホッパー11の前に搭乗運転部12を配置して、自脱型コンバインを構成してある。刈取部2に刈取穀稈と未刈側穀稈を分けるための杆状の回転分草体13を、植立穀稈引起し装置5の前方に位置させて、かつ、後ろ上がり傾斜姿勢で駆動自転自在に設け、回転分草体13の下端部前方に固定分草具14を設け、回転分草体13の回転に伴う振動付与により穀稈の絡みをほぐし、機体進行に伴う回転分草体13の掬い上げ作用によって穀稈を引起こして分草するように構成してある。
【0008】図2及び図3に示すように、例えば楕円形や長円形などの回転半径が周方向により相違する筒状の周面13a、及び、その下部に連なる下細りの円錐状部分13bを回転分草体13に形成し、植立穀稈引起し装置5から回転分草体13への伝動部において、常時一定方向に連続回転される駆動側回転軸15に小径円盤16を取付け、回転分草体13の上部支軸17にアーム18を取付け、小径円盤16とアーム18をリンク19で連動させ、駆動側回転軸15の回転中心とリンク19の第1支点19aとの距離を小に、かつ、上部支軸17の回転中心とリンク19の第2支点19bとの距離を大にし、駆動側回転軸15の一定方向への連続回転に伴って上部支軸17、つまり回転分草体13が90度以上で一回転以内の角度範囲で往復自転されるように構成し、回転半径が周方向により相違する周面13aの回転により穀稈へ絡みをほぐすに十分な振動を付与できながら、回転分草体13への植物巻きつきを効果的に抑制できるようにしてある。
【0009】〔別実施例〕回転分草体13の周面13aの形状は、回転半径が周方向により相違するものであればよく、断面形状が三角状や四角状など適当に選定できる。回転分草体13を一回転以内の角度範囲で往復自転させるための駆動手段は公知の動力変換機構などから適当に選択でき、それら手段を駆動装置15ないし19と総称する。また、その角度範囲は回転分草体13の断面形状などに応じて適宜設定すればよい。回転分草体13の周面に空気を吹き出す小孔を形成して穀稈との接触抵抗を少なくする形態で実施することもできる。本発明は各種形式のコンバイン、その他の刈取収穫機に適用でき、収穫対象や刈取収穫機の具体構成は適宜選定できる。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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