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発明の名称 脱穀装置の揺動選別機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−22636
公開日 平成6年(1994)2月1日
出願番号 特願平4−175868
出願日 平成4年(1992)7月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 川畑 豊和
要約 目的
殻桿の供給量に応じた選別処理ができる脱穀装置を得る。

構成
扱室1終端の送塵口14から排出された処理物を受けるストローラック15における各ラック板15aの間にフルイ線27を後ろ向き片持ち状に、かつ、前端を支点に上下揺動調節可能に装備した。
特許請求の範囲
【請求項1】 扱室終端の送塵口(14)から排出された処理物を受けるストローラック(15)における各ラック板(15a)の間にフルイ線(27)を後ろ向き片持ち状に、かつ、前端を支点に上下揺動調節可能に装備してある脱穀装置の揺動選別機構。
【請求項2】 扱室(1)の受網(3)から漏下した処理物を受けるグレンパン(11)と、扱室終端の送塵口(14)から排出された処理物を受けるストローラック(15)との間に、前記グレンパン(11)で搬送されてきた処理物を前記ストローラック(15)に向けて搬送しながら粗選別する開度調節可能なチャフシーブ(12)を配設した脱穀装置の揺動選別機構であって、前記ストローラック(15)における各ラック板(15a)の間にフルイ線(27)を後ろ向き片持ち状に、かつ、前端を支点に上下揺動可能に装備するとともに、前記チャフシーブ(12)の開度が大きくなるとフルイ線(27)が下降され、チャフシーブ(12)の開度が小さくなるとフルイ線(27)が上昇されるように、フルイ線(27)と前記チャフシーブ(12)の開度調節機構(A)とを連係してある脱穀装置の揺動選別機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに搭載される脱穀装置の選別機構に係り、詳しくは、扱室終端の送塵口から排出された処理物を受けるストローラックを揺動選別ケースに装備してある選別機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記選別機構としては、例えば実開平3−126440号公報に示されるように、揺動選別ケースの上部にストローラックを後ろ向き片持ち状に装備し、扱室終端の送塵口から排出された塊状の処理物を揺動移送しながらほぐすことで、処理物中に刺さり込んだ穀粒を分離して落下回収できるように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ストローラックは、多数のラック板を縦姿勢にして左右に並列配備したものであるので、各ラック板の間隔が大き過ぎるとワラの落下が多くなって選別性能が低下し、逆に各ラック板の間隔が小さ過ぎると処理量が多い場合に穀粒の回収効率が低下するものであり、この間隔の設定が難しいものであった。本第1発明の目的は、ストローラックに改良を加えることで、処理量に対応したほぐし機能、及び、穀粒回収機能を発揮させることができるようにすることにある。また、本第2発明の目的は、ストローラックのほぐし機能、及び、穀粒回収機能の切り換えを他の選別用の調整に同調させて行えるようにすることで、一層良好な選別処理を可能にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成は、扱室終端の送塵口から排出された処理物を受けるストローラックにおける各ラック板の間にフルイ線を後ろ向き片持ち状に、かつ、前端を支点に上下揺動調節可能に装備してある点にある。
【0005】また、本第2発明の特徴構成は、扱室の受網から漏下した処理物を受けるグレンパンと、扱室終端の送塵口から排出された処理物を受けるストローラックとの間に、前記グレンパンで搬送されてきた処理物を前記ストローラックに向けて搬送しながら粗選別する開度調節可能なチャフシーブを配設した脱穀装置の揺動選別機構において、前記ストローラックにおける各ラック板の間にフルイ線を後ろ向き片持ち状に、かつ、前端を支点に上下揺動可能に装備するとともに、前記チャフシーブの開度が大きくなるとフルイ線が下降され、チャフシーブの開度が小さくなるとフルイ線が上昇されるように、フルイ線と前記チャフシーブの開度調節機構とを連係してある点にある。
【0006】
【作用】上記第1発明の構成によると、処理物量が多くなるとフルイ線を下降してラック板の間から退避させることで、処理物は大きい間隔で並設されたラック板上に供給されて高いほぐし作用を受ける。この際、処理物の落下性が大きくなるために多少選別性能は低下するが、刺さり穀粒や2番物は効率よく落下回収されることになる。また、処理物量が少なくなるとフルイ線を上昇させて各ラック板の間に位置させることで、このストローラックにおける実質的な漏下間隔が小さくなり、選別性能が高くなる。
【0007】また、上記第2発明の構成によると、処理物量が多くなるとチャフシーブの開度を大きくし、処理物量が少なくなるとチャフシーブの開度を小さくするチャフシーブの開度調節機構にフルイ線を連係して、上記したフルイ線上下動調節を同調させるので、夫々を別途調節する必要がなくなる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によると、ストローラックにおいて処理量に対応したほぐし機能、及び、穀粒回収機能を発揮させることができるようになった。また、本第2発明によると、上記効果を発揮させるためのフルイ線上下動調節を、選別用の他の調節に連係させることで、調節の簡素化が図られ、一層好適な選別処理を行うことが可能となった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図3に、自脱型コンバインに搭載される脱穀装置が示されている。図において、1は扱胴2を軸支した扱室、3は扱室1の下部に沿って配備された受網、4はフィードチェーン、5は揺動選別ケース、6は風選用の唐箕、7は排塵ファン、8は1番回収部、9は2番回収部、10は2番物を揺動選別ケース5の前部に供給する2番還元装置である。前記揺動選別ケース5には、受網2から漏下してきた処理物を受けるグレンパン11、粗選別用のチャフシーブ12、精選別用のグレンシーブ13、扱室1終端の排塵口14から排出された処理物を受ける第1のストローラック15、その下方のチャフシーブ16、及び、第2のストローラック17を備えてある。前記粗選別用のチャフシーブ12は、図1に示すように、開度調節機構Aによって自動的にその開度が調節されるようになっている。この開度調節機構Aは、フィードチェーン4に対する挟持レール18の後退変位量をセンサー19で計測して供給される穀稈量を検知し、その検知結果に基づいて選別制御機構20及び駆動回路21を介して電動モータ22を作動させ、ピニオンギヤ23及びセクタギヤ24によってワイヤ25を押し引き操作してチャフ板角度変更用の操作アーム26を揺動させることでチャフシーブ11の開度を自動調節するように構成したものであり、穀稈量が多いほど開度を大きくするように作動する。
【0010】前記ストローラック15を構成する各ラック板15aの間に,前端を中心に上下揺動可能なフルイ線27を後ろ向き片持ち状に設けてあり、このフルイ線27の前端に固着したレバー28と前記チャフ板角度変更用の操作アーム26とをリンク連動して、チャフシーブ12の開度調節に連動してフルイ線27が上下揺動されるようになっている。つまり、穀稈量が多いと前記ワイヤ25が引き操作されて操作アーム26が図中において反時計方向に揺動されてチャフシーブ12の開度が大きくなり、これに連動してレバー28が時計方向に揺動されてフルイ線27がストローラック15に対して下方に後退移動し、排塵口14から排出された処理物は大きい左右間隔のラック板15a群に受け止められて効率よくほぐされる。また、穀稈量が少ないと前記ワイヤ25が弛緩されて操作アーム26が図中において時計方向に揺動されてチャフシーブ11の開度が小さくなり、これに連動してレバー28が反時計方向に揺動されてフルイ線27がストローラック15に対して上方に移動し、排塵口13から排出された処理物はラック板15a群及びフルイ線27群で受け止められて精度よく漏下選別される。なお、このストローラック15は、図2に示すように、フィードチェーン4側ほど低くなるように傾斜させてあり、これによってフィードチェーン4から遠い側に偏ってストローラック15上に供給される処理物の拡散を図っている。
【0011】〔別実施例〕チャフシーブ15の開度調節及び、フルイ線27の上下揺動調節は手動で行う構造であってもよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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