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発明の名称 水田用作業機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−14622
公開日 平成6年(1994)1月25日
出願番号 特願平4−175859
出願日 平成4年(1992)7月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 中尾 康也
要約 目的
水田用作業機の走行機体を有効利用して、既植苗を損傷させないで、畦の草刈り作業を労力の少ない状態で行える作業機を提供する。

構成
乗用型走行機体に昇降リンク機構2を介して連結された苗植付装置に代えて、草刈り装置Kを連結し、この草刈り装置Kを走行機体から横外方に張り出した位置に左右両側に切り換え設定自在な支持機構9を備えてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 乗用型走行機体(1)に昇降リンク機構(2)を介して連結された苗植付装置(3)に代えて、草刈り装置(K)を連結し、この草刈り装置(K)を走行機体(1)から横外方に張り出した位置に左右両側に切り換え設定自在な支持機構(9)を備えてある水田用作業機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田作業機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】水田圃場では、各圃場の間における畦に雑草が繁殖するので、このような雑草を定期的に刈り取る作業を行う必要があるが、従来では、この作業は手刈り作業もしくは背負式の刈払機等により行うのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したような草刈り作業は労力負担が大きく、しかも、畦が狭い場合には歩き難く作業が行い難いものとなり、このような作業の機械化が望まれていた。本発明は、水田用作業機が苗が植付けられた状態であっても、既植苗を損傷することなく圃場面を走行できる点と、駆動源を有する点に着目して、上記したような草刈り作業を行える水田用作業機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、乗用型走行機体に昇降リンク機構を介して連結された苗植付装置に代えて、草刈り装置を連結し、この草刈り装置を走行機体から横外方に張り出した位置に左右両側に切り換え設定自在な支持機構を備えてある点にある。
【0005】
【作用】既植付け苗の間を走行可能な車輪を備えた乗用型田植機における苗植付装置に代えて、昇降リンク機構に草刈り装置を連結して、苗の植付け深さを変更調節するために昇降自在に苗植付装置を支持することができるリンク機構の構造を利用して、草刈り装置を昇降自在並びに左右位置切り換え自在に支持することができ、畦等に接触しない圃場内を走行機体が走行しながら、草刈り装置を畦上に位置した状態で、かつ、昇降自在な状態で支持しながら、作業者が乗用型走行機体に乗った状態で圃場の左右両側夫々の畦における草刈り作業を行うことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、苗の植付け作業に用いられる田植機等の水田用作業機を有効利用して、簡単な構造の装置を付加するだけの改良によって、既に苗が植付けられた圃場であっても、既植苗を損傷するおそれの少ない状態で乗用型走行機体を走行させながら、畦の草刈り作業を作業労力の少ない状態、刈り取った草の切り屑等が作業者に飛散する等、作業環境の悪化を招くことの少ない状態で楽に行えるものを提供できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4に乗用型田植機を示している。この田植機は乗用型走行機体1の後部に平行四連リンク機構2を介して苗植付装置3を油圧シリンダ4により駆動昇降自在並びに着脱自在に連結して構成してある。走行機体1の車輪5は金属リング5aに所定間隔を開けてラグ5bを取付けて形成され、水田を走行し易く、かつ、植付け苗の間を走行しても苗を損傷しないように構成してある。苗植付装置3は、苗のせ台6、植付機構7、整地フロート8等を備えて成り、所定間隔を開けて複数条の苗を同時に植付けることができるよう構成し、前記リンク機構2に対して取外し可能に連結してある。そして、この田植機は、植付け作業が終了した後において、畦等に繁茂する雑草を刈り取る草刈り作業も走行機体1を利用して行うことができる。つまり、図1〜図3に示すように、前記苗植付装置3をリンク機構2から取外し、この苗植付装置3に代えて支持機構9を介して機体の左右両側に姿勢切り換え自在に草刈り装置Kを連結して、作業者は走行機体1に乗ったままで草刈り作業を行うことができる。前記支持機構9は、リンク機構2における後リンク2aの下端部に形成された枢支ボス部10〔苗植付装置が連結される場合にはローリング支点となる〕に前後軸芯Y1周りで回動自在に差し込み連結される基端ケース部9a、この基端ケース部9aから横方向に固定延設されるパイプフレーム9bで構成され、このパイプフレーム9bの外方側端部の機体後方側に前後軸芯Y2周りで相対回動自在に草刈り装置Kを連結してある。前記枢支ボス10、基端ケース部9a及びパイプフレーム9b内を通過する伝動軸11を介して機体側の動力取り出し軸12から刈刃に動力が供給されるよう伝動系を構成してある。前記草刈り装置Kにおける草刈り駆動ケース31は左右2分割構成とし、パイプフレーム9bに連結されるケース本体部分31aとこれに前後軸芯周りで相対回動自在に連結される補助ケース部分31bで成り、これらは油圧シリンダ13により相対角度が変更調節できるよう構成してある。即ち、ケース本体部分31aと補助ケース部分31bの夫々に刈刃14を支持させ、ケース本体部分31aは接地遊転輪15によりほぼ平行姿勢で接地追従して、畦の上面の草刈り作業を行うよう構成するとともに、補助ケース部分31bを斜め姿勢に設定することで法面部分の草刈りを行うことができるよう構成してある。又、基端ケース部9a及びパイプフレーム9bは油圧シリンダ16の駆動により前後軸芯Y1周りで上下揺動駆動するよう構成し、大きく回動させて姿勢変更させることで走行機体の右側の畦だけで無く、左側の畦であっても草刈り作業が行えるよう構成してある。
【0008】〔別実施例〕前記支持機構9は、図5、図6に示すような構成としてもよい。つまり、前記昇降用リンク機構2の後端部に夫々縦軸芯周りで左右揺動自在に左右揺動アーム17,17を枢支するとともに、各揺動アーム17,17の揺動端部を縦軸芯周りで相対回動自在に連結具18を枢支連結して平行四連リンク機構を構成し、油圧シリンダ19によりこれらの揺動アーム17,17を左右に揺動駆動できるよう構成する。そして、前記連結具18の後部側に中継部材20を前後軸芯Y3周りで回動自在並びに表裏反転させた平行姿勢でボルト固定自在に連結し、更に、この中継部材20の後部に草刈り装置Kを前後軸芯Y4周りで相対回動自在に連結してある。又、前記中継部材20にはバネ21により圃場面と畦との間の縦面部分に接当追従する車輪22を揺動アーム23で支持し、この揺動量をポテンショメータPMにより検出しながら畦と草刈り装置Kとの相対横方向位置を検出するよう構成してある。このポテンショメータPMの検出値が設定器29による設定値に合致するよう制御装置24により前記油圧シリンダ19の電磁制御弁V1を切り換え制御して草刈り装置9を常に畦に沿う状態で自動制御できるよう構成してある。前記草刈り駆動ケース31には、刈り取った草を左右に飛散させない案内カバー30を設けてある。尚、圃場面の左側の畦の草刈りを行う場合は、設定器29による設定値を変更させるとともに、前記揺動アーム23を上下反対方向に差し代えて、方向を反転させる。又、図7に示すように、走行機体1にも同様に圃場面と畦との間の縦面部分に接当追従する車輪25を揺動アーム26で支持し、その揺動量に基づいて前車輪5のステアリング用油圧シリンダ27の制御弁V2を自動制御して屈曲した畦でも自動操縦が行えるよう構成してある。尚、図中28は接当追従車輪の左右姿勢切り換え用電動モータである。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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